稲城市は東京都多摩地域の東部に位置し、多摩川や多摩丘陵などの自然に恵まれた街で、新宿から南西へ約25kmの場所にあり、都心へのアクセスと緑豊かな住環境をあわせ持っています。
市内では梨やぶどうの栽培が盛んで、とくに「稲城の梨」は地域を代表する特産品として知られています。
このように自然や農産物、住宅地が調和した暮らしやすい地域です。

稲城市で粗大ごみを処分する場合は、対象品目を確認したうえで、戸別収集を申し込み、案内された金額分の粗大ごみ処理券を購入して収集日に出します。
戸別収集はインターネットまたは電話で予約でき、1世帯につき1回の収集日に出せる粗大ごみは10点までです。
また、通常の収集日に家庭ごみを出せない場合は、市役所で手続きを行ったうえでクリーンセンター多摩川へ直接持ち込む方法も利用できます。
この記事では、粗大ごみの基準や料金、申し込み方法、市で処理できないもの、引っ越し時の対応、事業所から出たごみの処分方法まで解説します。
稲城市のごみ事情
【引用】稲城市公式ウェブサイト
稲城市のホームページによるとの令和6年度のごみ総収集量は13,180トンで、内訳は以下のようになっています。
- ✅可燃ごみ:11,859トン
- ✅不燃ごみ:839トン
- ✅粗大ごみ:482トン
稲城市の資源回収量は4,615トンでした。詳しくは下記のURLから確認することができます。
稲城市:稲城市環境白書
稲城市の人口や観光客数、事業所数・従業者数など
街グラフ(総務省統計局の国勢調査データ)によれば稲城市の人口は93,916人で、観光客数は65,814人のようで、稲城市で働いている人数が24,846人で、事業所数は2,216社となっています。
【有名なランドマークや観光スポット】
- ✅よみうりランド
- ✅HANA・BIYORI
- ✅TOKYO GIANTS TOWN
- ✅ジャイアンツタウン スタジアム
- ✅いなぎ発信基地ペアテラス
- ✅ガンダム・シャア専用ザクモニュメント
- ✅稲城なしのすけ時計台
- ✅三沢川さくら回廊
- ✅稲城中央公園
- ✅多摩川サイクリングコース
- ✅南山の里山
- ✅オネカン戦士稲城ペダリオン
- ✅大河原邦男作品モニュメント
- ✅メカニックデザインマンホール
稲城市で粗大ごみになるもの・ならないものを確認する
稲城市では、家庭から出る不要品の大きさや重さによって、粗大ごみに該当するかが決まります。
家具や寝具のような大型品だけでなく、小型でも重量などの基準を満たせば粗大ごみの対象です。
反対に、家電リサイクル法の対象品や家庭用パソコンなど、市では粗大ごみとして収集できない品目もあります。
処分前に大きさ・重さ・品目を確認し、市の収集対象か判断してください。
粗大ごみになる3つの基準
稲城市では、①1辺が50cm以上、②3辺の合計が100cm以上、③重さが5kg以上のいずれか1つに該当すると、原則として粗大ごみになります。
たとえば、1辺が50cm未満でも重さが5kg以上あれば対象です。
3つすべてを満たす必要はないため、それぞれの基準を確認してください。
基準を下回る品物は、素材や品目に応じて可燃ごみや不燃ごみなどに分別します。
判断に迷う場合は、稲城市の分別方法を確認してください。
家具・布団・ソファ・ベッド・マットレスなどの判断方法
家具や寝具は、品目ごとに粗大ごみ処理手数料が設定されています。
たんすや食器棚、ソファ、布団、ベッドマットなどは、品目名や大きさを確認したうえで申し込んでください。
特に家具は高さや幅によって料金区分が変わるものがあります。
解体した場合でも、市の料金表に品目として記載されているものは、その区分に沿って処分します。
また、ベッドマットは種類によって扱いが異なります。
2026年10月1日受付分からは、ポケットコイル式ベッドマットが別品目として設定されるため、申し込み前に種類を確認してください。
参考:稲城市「家具等(粗大ごみ処理手数料)」、稲城市「令和8年10月より粗大ごみの品目に『ベッドマット(ポケットコイル式)』が追加されます」
稲城市で粗大ごみを処分する2つの方法
稲城市で家庭の粗大ごみを処分する方法は、戸別収集とクリーンセンター多摩川への直接持ち込みの2つです。
利用できる条件や手続きが異なるため、粗大ごみの量や処分する時期に合わせて方法を選んでください。
以下では、それぞれの利用方法と申し込み後の対応を解説します。
戸別収集は予約から排出まで4ステップで進める
稲城市の戸別収集は、インターネットまたは電話で申し込み、案内された料金分の粗大ごみ処理券を購入して、指定日に出す流れです。
- 1.収集を申し込む
品目や排出場所を伝え、収集日と手数料を確認します。
インターネットは原則24時間、電話は平日の午前8時30分から午後5時まで受け付けています。 - 2.粗大ごみ処理券を購入する
案内された金額分の処理券を、市内の取扱店で購入してください。 - 3.処理券を貼る
受付番号または氏名などを記入し、確認しやすい位置に貼り付けます。 - 4.収集日に出す
戸建ては道路に面した敷地内、集合住宅は指定された排出場所へ出してください。
1世帯が1回の収集日に申し込める粗大ごみは10点までです。
10点を超える場合は、収集日を分けて申し込みます。
クリーンセンター多摩川へ直接持ち込む
稲城市在住者が通常の収集日に家庭ごみを出せない場合は、クリーンセンター多摩川へ直接持ち込めます。
搬入前に、ごみを車に積んだ状態で市役所3階生活環境課の窓口で受付を行ってください。
搬入は自動車に限られ、徒歩・自転車・バイクは利用できません。
指定収集袋や粗大ごみ処理券は不要で、処理手数料は重量に応じて決まります。
| 重量 | 処理手数料 |
|---|---|
| 10kgまで | 430円 |
| 10kg超~20kgまで | 860円 |
| 20kg超~30kgまで | 1,290円 |
30kgを超える場合は、以降10kgごとに430円が加算されます。
持ち込みできない品目もあるため、搬入前に市の案内を確認してください。
参考:稲城市「クリーンセンター多摩川への家庭ごみの直接持ち込み」
予約の変更・キャンセルや処理券が余った場合の対応
品物の変更やキャンセルは、予約した収集日の前日までに粗大ごみ受付収集センターへ電話で連絡します。
収集日に出し忘れた場合はキャンセル扱いとなり、再度申し込みが必要です。
購入した粗大ごみ処理券には有効期限がなく、不要になった場合や金額を間違えた場合でも払い戻しはできません。
余った処理券は、次回以降の粗大ごみ収集で利用できます。
市外へ転出して使用できなくなる場合は、稲城市役所生活環境課ごみ・リサイクル係へ相談してください。
稲城市で粗大ごみとして出せないものを処分する方法
稲城市では、家庭から出る不要品でも、市の粗大ごみとして収集できないものがあります。
家電リサイクル法の対象家電や家庭用パソコン、処理困難物などは、それぞれ指定された回収・処理ルートを利用します。
申し込み前に対象外か確認すれば、収集されずに出し直す手間を防げます。
続く項目では、家電4品目・パソコンと、その他の市で処理できないものに分けて解説します。
家電4品目とパソコンは粗大ごみとは別に処分する
エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は、購入店への引き取り、許可業者への依頼、指定引取場所への持ち込みのいずれかで処分します。
指定引取場所へ自分で運ぶ場合は、郵便局でリサイクル料金を支払い、家電リサイクル券と対象製品を持参してください。
料金はメーカーや製品によって異なります。
家庭用パソコンは、宅配便による回収またはメーカー回収を利用します。
メーカーへ依頼する場合は、PCリサイクルマークの有無によって費用が変わります。
参考:稲城市「家電リサイクル法対象家電品の処分」、稲城市「家庭用パソコン」
市で処理できないものは販売店や専門業者へ相談する
稲城市では、処理設備で対応できないものや危険性のあるものを収集していません。
該当する品目は、メーカーや販売店、専門業者などへ処分を依頼します。
| 主な品目 | 主な相談先 |
|---|---|
| タイヤ・自動車用バッテリー・自動車部品 | 販売店・専門業者 |
| 消火器・ガスボンベ | メーカー・販売店・専門業者 |
| ピアノ・大型エレクトーン | 販売店・処理業者 |
| 土・石・コンクリート・レンガ | 販売店・処理業者 |
| 塗料・シンナー・農薬など | メーカー・販売店・専門業者 |
家屋の解体や新築工事で出た廃材も、市のごみ収集には出せません。
購入店や製造元などに確認し、品目に対応できる処分先へ依頼してください。
粗大ごみを通常の方法で出せない場合の対処法
引っ越しなどで一度に多くのごみが出る場合や、自力で粗大ごみを屋外まで運べない場合は、通常の戸別収集とは別の方法を利用できます。
処分する量や搬出できるかどうかによって対応が異なるため、自分の状況に合う方法を確認してください。
まだ使える家具や家電は、捨てずに手放す選択肢もあります。
以下では、大量のごみが出る場合、運び出しが難しい場合、再利用できる場合に分けて解説します。
参考:稲城市「引越しや家財整理などに伴う家庭系臨時ごみの処分」
引っ越しなどで大量のごみが出る場合は早めに処分方法を決める
引っ越しや家財整理で通常収集では処分しきれない量のごみが出る場合は、まず稲城市役所の生活環境課へ相談してください。
市の受付後に番号が発行されたら、家庭系臨時ごみの許可業者へ連絡して収集を依頼します。
料金は、ごみの量や業者によって異なります。
市への事前受付なしに許可業者へ直接依頼することはできません。
無許可の不用品回収業者は利用せず、市が案内する許可業者へ依頼してください。
自分で運び出せない場合は粗大ごみ運び出しサービスを確認する
稲城市の粗大ごみ運び出しサービスは、世帯全員が65歳以上の場合や、身体障害4級以上の方がいるなど、市の利用条件を満たす世帯が対象です。
利用する際は、まず生活環境課へ電話して受付番号を取得します。
その後、粗大ごみ専用ダイヤルへ連絡し、受付番号を伝えて収集を申し込んでください。
運び出しに追加料金はかからず、通常の粗大ごみ処理手数料のみで利用できます。
原則として品物の解体には対応しておらず、収集当日は立ち会いが必要です。
まだ使える家具や家電は売却・譲渡・リユースも検討する
状態の良い家具や家電は、粗大ごみに出さず、売却や譲渡によって手放す方法があります。
処分手数料をかけずに済む場合があり、再利用にもつながります。
稲城市はリユースプラットフォーム「おいくら」や地域情報サイト「ジモティー」と連携しています。
「おいくら」では複数の買取店へ査定を依頼でき、「ジモティー」では不要品の譲渡先を探せます。
使用できる品物は、粗大ごみを申し込む前に売却や譲渡が可能か確認してください。
参考:稲城市「株式会社マーケットエンタープライズとの連携と協力に関する協定」、稲城市「株式会社ジモティーとのリユース活動の促進に向けた連携と協力に関する協定」
稲城市で事業所から出たごみを処分する方法
事務所や店舗など事業活動に伴って出るごみは、家庭ごみとは処分方法が異なり、事業者が責任を持って処理するのが原則で、ごみの種類や量によって、市の収集を利用できる場合と、許可業者などへ依頼する場合に分かれます。
以下では、市収集を利用できる条件、家具や電気製品などの処分方法、産業廃棄物との違いを解説します。
少量の事業系一般廃棄物は条件を満たせば市の収集を利用できる
事業所から出る一般廃棄物が1回15kg以下(45リットル袋で3袋以下)であれば、稲城市の有料収集を利用できます。
可燃ごみ・不燃ごみ・プラスチックごみは、事業用廃棄物収集袋に入れて出してください。
収集日は家庭ごみと同じ日程で、当日の朝8時までに指定場所へ出します。
新たに市の収集を利用する事業所は、事業系一般廃棄物処理届出書と排出場所が分かる図を、収集開始日の1週間前までに提出します。
事業所の家具・電気製品・大量のごみは許可業者へ依頼する
事務所で使用した家具や電気製品、粗大ごみサイズのものは、市の収集対象外です。
大量の事業系一般廃棄物とあわせて、市の許可を受けた収集運搬業者へ依頼してください。
少量でも、市の収集日程や時間に合わせられない場合は、許可業者と直接契約できます。
収集日や料金、対応できる品目は業者ごとに異なるため、依頼前に確認します。
稲城市内で事業系一般廃棄物の収集を依頼する場合は、市の許可業者を利用してください。
産業廃棄物は事業系一般廃棄物とは処分方法が異なる
事業活動で出るごみのうち、廃プラスチック類や金属くず、廃油など、法令で定められた20種類は産業廃棄物に該当します。
産業廃棄物は市のごみ収集には出せないため、対象品目を扱える産業廃棄物処理業者へ依頼してください。
紙くずや木くずなど、業種によって産業廃棄物に該当するかが変わるものもあります。判断に迷う場合は、東京都環境局の区分を確認してください。
稲城市の違法業者に関して
オフィスごみを捨てようとした際に、適切な廃棄をせずに利益だけを抜こうとする業者が居ます。
こういった業者は「契約書」を結ばずに不用品を積み放題などと言って回収し、必要な物だけ抜き取り売却し不要なものをは不法投棄すると業者が見受けられます。
ご依頼してしまうと不法投棄が発覚した際に(廃棄物処理法第19条の5第1項及び第19条の6第1項)に基づき不適切処理で排出したあなたまで罪に問われます。
また環境回復などの高額な費用を請求される行政代執行が発生するので、依頼する業者は許可の取得をしているかを確認して未然に防止をしましょう。
当社は産業廃棄物収集運搬業、一般廃棄物収取運搬業の両許可はもちろん、解体工事(建設業許可)も可能です。
この2つの許可があるので解体と産業廃棄物収集運搬をセットでご依頼できます。
許可を持っていない範囲に関しても協力会社にて対応可能な事が御座いますので、まずはお気軽にご相談ください。
【参考】
稲城市の粗大ごみは処分方法を確認して早めに申し込もう
- ✅大きさ・重さ・品目から、粗大ごみに該当するか判断する
- ✅戸別収集またはクリーンセンター多摩川への直接持ち込みを選ぶ
- ✅市で扱えない品目や大量のごみは、それぞれ指定された方法で処理する
- ✅事業所から出たごみは、家庭ごみとは異なるルールに沿って処理する
粗大ごみとして出せることが分かったら、戸別収集を利用する場合は早めに申し込んでください。
特に引っ越しなど期限が決まっている場合は、収集日から逆算して手続きを進めると処分が遅れるのを防げます。
稲城市の粗大ごみに関するよくある質問
Q1. 1辺が180cm以上の家具でも粗大ごみとして出せますか?
A1. 1辺が180cm以上、または重さが80kg以上のものは、稲城市の粗大ごみとして収集できません。
大型の家具などが該当する場合は、粗大ごみ収集へ申し込まず、対応できる専門業者へ相談してください。
Q2. 乾電池や蛍光灯を付けたまま粗大ごみに出せますか?
A2. 乾電池や蛍光灯などは粗大ごみから取り外し、月1回の有害物の収集日に出してください。
電池を入れたまま排出せず、品物本体と分けて市の分別ルールに沿って処分します。
参考:稲城市「有害物の出し方」
Q3. 捨てたい品物が粗大ごみか分からない場合はどうすればよいですか?
A3. 分別区分が分からない品物は、稲城市のごみ分別辞典「ごみサク」で品名を検索できます。
品目ごとの出し方を確認できるため、粗大ごみとして申し込む前に利用してください。
Q4. スマートフォンでごみの分別や収集情報を確認できますか?
A4. 稲城市では「稲城ごみ分別アプリ」を提供しており、ごみの出し方やリサイクルカレンダーをスマートフォンで確認できます。
市からのごみ収集に関するお知らせも受け取れるため、日常の分別確認に利用できます。














