江戸川区は東京23区の東端に位置し、東は江戸川を挟んで千葉県、南は東京湾に接する水辺の地域です。
区内には荒川・中川・新中川が流れ、親水公園や緑道、公園など、水と緑を感じられる環境が広がっています。
葛西臨海公園や葛西臨海水族園をはじめ、河川敷の運動施設、行船公園など、家族で利用できるスポットも豊富で、小岩・船堀・葛西・西葛西などの駅周辺には商店街や飲食店、オフィスが集まり、住宅地や物流施設、農地も共存しています。
江戸川生まれの小松菜でも知られ、都市の利便性と昔ながらの産業が息づく街です。

江戸川区で事業活動から出たごみは、量や業種を問わず、事業者が家庭ごみと分けて適正に処理します。
少量の事業系一般廃棄物と資源は、江戸川区の事業系有料ごみ処理券を貼れば区収集を利用できます。
ただし、1回に出せる量は45リットル袋で3袋までで、4袋以上になる場合は許可業者への委託が基本です。
この記事では、事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違いから、処理券の使い方、分別、業者選びまで解説します。
自社から出るごみの種類と量を確認し、区のルールに合った処分方法を選んでください。
・江戸川区について知る:江戸川区公式ホームページ
【遠藤商会の江東区作業実績一覧】一部紹介
江戸川区のごみ事情

【引用】江戸川区公式ホームページ
江戸川区のホームページによるとの令和7年度のごみ総収集量は112,144トンで、内訳は以下のようになっています。
- ✅燃やすごみ:105,448トン
- ✅燃やさないごみ:1,892トン
- ✅粗大ごみ:4,804トン
江戸川区の資源回収量は29,181トンでした。詳しくは下記のURLから確認することができます。
江戸川区:ごみ量の推移
江戸川区の人口や観光客数、事業所数・従業者数など

街グラフ(総務省統計局の国勢調査データ)によれば江戸川区の人口は693,570人で、観光客数は165,555人のようで、令和3年の調査情報※だと江戸川区で働いている人数が200,245人で、事業所数は20,087社となっています。
【有名なランドマークや観光スポット】
- ✅葛西臨海公園
- ✅葛西臨海水族園
- ✅ダイヤと花の大観覧車
- ✅魔法の文学館
- ✅タワーホール船堀
- ✅地下鉄博物館
- ✅行船公園
- ✅江戸川区自然動物園
- ✅篠崎ポニーランド
- ✅なぎさポニーランド
- ✅小岩菖蒲園
江戸川区の事業ゴミは2種類に分けて処理する

江戸川区内の店舗や事務所から出る廃棄物は、事業者が自らの責任で、家庭ごみと分けて適正に処理します。
排出量が少なく、家庭から出るものと外見が同じでも、事業活動に伴って発生した時点で事業ゴミに当たります。
処分方法を決める前に、発生した業務や工程、材質、数量を確認し、排出するごみの内訳を把握してください。
区分を誤ると適切な処理先を選べないため、事業所内で発生するごみを品目ごとに確認するところから始めます。
事業系一般廃棄物は事業から出る産業廃棄物以外のごみ
環境省によると、一般廃棄物は産業廃棄物以外の廃棄物を指し、オフィスや飲食店から出る事業系ごみも含まれます。
代表例は飲食店の調理くずや食べ残し、事務所の書類・シュレッダー紙などです。
同じ材質でも業種や発生工程によって産業廃棄物に分類されるため、排出した事業者と発生過程まで確認してください。
産業廃棄物は種類に対応した許可業者へ処理を依頼する
東京都環境局は、廃プラスチック類、金属くず、廃油、汚泥など20種類を産業廃棄物に分類しています。
委託先は、収集運搬と処分のそれぞれについて、排出する品目を扱える許可を持つ業者から選びます。
契約前に委託基準と許可証を照合し、廃棄物の種類と処理方法が事業範囲に含まれるか確かめてください。
江戸川区で事業ゴミを処分する3つの方法
少量の事業系一般廃棄物は処理券を貼って区収集に出す
江戸川区の区収集を利用できるのは、1回の排出量が45リットル袋で3袋までの事業系一般廃棄物と資源です。
| 処理券 | 販売単位 | 料金 |
|---|---|---|
| 10リットル券 | 10枚 | 870円 |
| 20リットル券 | 10枚 | 1,740円 |
| 45リットル券 | 10枚 | 3,910円 |
| 70リットル券 | 5枚 | 3,045円 |
処理券は、取扱所のステッカーがある区内の商店、主なコンビニ、スーパーなどで購入できます。
袋で出す場合は中身の量ではなく袋の大きさに合う券を選び、名称・屋号を記入して見やすい位置に貼ってください。
事業ゴミは家庭ごみと分け、決められた集積所へ収集日の朝8時までに出します。
自ら処理施設へ持ち込む場合は搬入条件を事前に確認する
自社から出た事業系一般廃棄物は自ら運搬できますが、家庭向けの粗大ごみ持込施設や清掃工場へ直接持ち込むことはできません。
継続搬入と臨時搬入では手続きが異なるため、廃棄物の種類、排出量、使用車両などを事前に申告します。
継続して持ち込む場合は、東京二十三区清掃一部事務組合の搬入計画に基づき、搬入先と1日当たりの量が指定されます。
臨時搬入を希望する事業者は、江戸川区清掃課へ対象品目や搬入日を伝えてください。
大量ごみ・粗大ごみ・産業廃棄物などは許可業者へ委託する
区収集の排出上限を超える場合や、定期的に多量のごみが出る事業所は、廃棄物処理業者へ収集を委託します。
排出量と頻度を基に、引っ越しや改装時は臨時回収、日常的に出る場合は定期回収を選んでください。
江戸川区は、事業活動から出た粗大ごみを区の粗大ごみ収集の対象外としています。
机や棚などは寸法、数量、搬出経路を整理し、写真を添えて業者へ伝えると見積もりが進みやすくなります。
産業廃棄物や薬品、廃油などは一般廃棄物と混ぜず、種類・性状・数量を委託先へ伝えてください。
代表的な3つの品目グループの分別方法と出し方
燃やすごみ・燃やさないごみは袋や容器に合った処理券を貼る
燃やすごみと燃やさないごみを江戸川区の品目別ルールに沿って分け、排出方法に合う位置へ処理券を貼ります。
| 出し方 | 処理券の貼り方 |
|---|---|
| 袋 | 中身の量にかかわらず、袋の大きさに合う券を上部の見やすい位置に貼る |
| 容器 | ごみの上に新聞紙などを置き、ごみの量に合う券を貼る |
| 一斗缶 | 1個につき10リットル券を1枚貼る |
ガラスや刃物は紙で包んで「キケン」と表示し、袋から飛び出さない状態で排出してください。
スプレー缶やカセットボンベなどは、江戸川区の燃やさないごみの案内に従って分けます。
新聞・雑誌・段ボール・紙パックは種類ごとに束ねる
異なる紙類を混ぜず、種類ごとにひもで束ね、処理券を収集時に確認できる位置へ貼ってください。
| 紙類 | まとめ方と処理券 |
|---|---|
| 新聞 | 一般的な雑誌の大きさに折り、高さ10センチにつき10リットル券を1枚貼る |
| 雑誌 | 高さ10センチにつき10リットル券を1枚貼る |
| 段ボール | 2枚につき10リットル券を1枚貼る |
| 紙パック | 洗って開き、高さ10センチにつき10リットル券を1枚貼る |
フィルムや金具など紙以外の素材は取り外します。
濡れた紙、油の付着した紙、特殊加工紙は資源へ混ぜず、品目別の分別区分に従ってください。
びん・缶・ペットボトル・容器包装プラスチックは分別して袋に入れる
中身が残った容器はほかの資源を汚すため、空にしてから品目別に準備します。
| 品目 | 出す前の準備 |
|---|---|
| びん・缶 | 中身を空にして軽くすすぐ |
| ペットボトル | キャップとラベルを外し、中をすすぐ |
| 容器包装プラスチック | プラマークを確認し、汚れを落として水を切る |
それぞれ中身の見える別の袋に入れ、集積所のプラスチック箱や回収ネットへ投入せず、その脇に置いてください。
江戸川区は、汚れが落ちない容器包装プラスチックや銀色の部分があるものを燃やすごみに区分しています。
廃棄物処理業者を選ぶ際に確認する4つのポイント
一般廃棄物と産業廃棄物に対応する許可を確認する
見積もりを依頼する前に、業者の正式名称、許可番号、有効期限、取り扱える品目を確認します。
事業系一般廃棄物の委託先は、江戸川区の許可業者名簿から探してください。
産業廃棄物については、東京都環境局の業者情報と最新の許可証を照合します。
会社案内や広告だけで判断せず、排出する品目が許可証の事業範囲に記載されている業者を選んでください。
回収できる品目・量・頻度・分別条件を確認する
自社の保管場所や営業日と回収条件が合うか、契約前に次の項目を確認します。
| 確認項目 | 業者へ確認する内容 |
|---|---|
| 回収品目 | 対象外の品目、複数品目を同時に回収できるか |
| 排出量 | 最低契約量、容器の容量、契約量を超えた場合の対応 |
| 回収頻度 | 曜日・時間帯、祝日、繁忙期や臨時回収への対応 |
| 分別条件 | 指定袋・容器、表示方法、異物が混ざった場合の扱い |
回収場所の施錠や車両の進入時間に制限がある場合は、その条件も業者へ伝えてください。
決定した分別方法と回収日時を社内で共有し、分別間違いや未回収を防ぎます。
契約内容・処理方法・処理先の説明を受ける
契約前に、廃棄物の種類・予定数量・契約期間・収集場所・運搬先・処理方法・変更条件を確認します。
回収後の中間処理から最終処分まで業者から説明を受け、契約書の記載と実際の処理経路を照合してください。
産業廃棄物の収集運搬と処分を別々の業者へ委託する場合は、それぞれと書面で契約し、引き渡し時にマニフェストを交付します。
江戸川区の事業者向け資料では、委託契約書とマニフェストを各5年間保存するよう案内しています。
事業ゴミの処理費用と管理負担を減らす3つの方法
古紙・びん・缶などを分別して資源回収を利用する
資源回収を利用すると、有料ごみとして処分する量が減り、処理券代や業者への委託費の見直しにつながります。
利用前後の排出量と費用を記録し、削減効果を確認しながら回収頻度を調整してください。
江戸川区のエコ・オフィス協力会で基本回収の対象となる古紙は、新聞・雑誌・段ボール・OA用紙です。
回収は月2回・月1回・2か月に1回から選択できるため、保管量や事業所のスペースに合わせて業者と決められます。
食品廃棄物の水切りや在庫管理でごみの量を減らす
食品廃棄物は手つかず食品、食べ残し、調理くずなど、発生原因ごとに分けて計量してください。
来客数や販売実績と照合し、仕入れ量や仕込み量、提供量の調整に反映すると、廃棄の発生を抑えられます。
(出典:福岡市「事業系可燃ごみ中の食品廃棄物排出状況調査」、福井県「飲食店等の食品ロス削減のための好事例集」、環境省「エコアクション21 食品関連事業者向けガイドライン」)
食材は入荷日と消費・賞味期限を記録し、期限の近いものから使用してください。
先入れ先出しを徹底することで、期限切れによる廃棄を防げます。
(出典:農林水産省「食品の識別」、農林水産省「協働の着眼点〔業種別〕」)
廃棄する調理くずや食べ残しは水気を切り、液漏れを防いでから回収容器へ移してください。
江戸川区の食べきり推進店制度では、小盛り対応や期限が近い商品の値引き販売などが登録要件に含まれます。
ごみの量に応じて区収集と業者委託を使い分ける
区収集の対象となる日常の少量ごみは通常どおり出し、繁忙期やイベントで増えた分だけ許可業者へ臨時回収を依頼できます。
排出量が恒常的に増え、保管場所や搬出時間を圧迫する段階では、臨時回収から定期回収へ切り替えてください。
判断するときは処理券代と見積額だけでなく、分別や搬出にかかる人件費まで含め、月単位の総額を比べます。
まとめ|江戸川区の事業ゴミは種類と排出量に合った方法で処分しよう
- ✅発生した業務と材質を基に、事業系一般廃棄物と産業廃棄物を分ける
- ✅種類・排出量・搬出負担に合わせ、区収集・持ち込み・許可業者への委託を選ぶ
- ✅資源回収と食品ロス対策により、有料処理するごみを減らす
- ✅業者の許可内容・見積もり・処理先を確認してから契約する
直近1週間分のごみを品目別に記録し、事業所に合う処理方法と回収頻度を決めてください。
江戸川区の事業ゴミに関する6つのよくある質問
Q1. テナントビルの共用ごみ置き場へ事業ゴミを出してもよいですか?
A1. 賃貸借契約や館内規則で利用が認められ、建物側の回収契約にテナントのごみが含まれる場合に限り利用できます。
共用置き場があっても、対象品目・分別方法・排出時間を管理会社へ確認し、契約外のごみは置かないでください。
東京都環境局によると、テナントの事業活動から出た産業廃棄物の排出事業者は各テナントです。
建物の所有者が一括契約やマニフェスト交付を代行する場合でも、各テナントの処理責任は移りません。
Q2. 店舗の利用客や従業員が捨てた飲食物の容器も事業ゴミですか?
A2. はい。店舗の客用ごみ箱や事業所内で回収した容器は、客や従業員が使用したものでも、事業者が排出する事業ゴミとして扱います。
家庭ごみには混ぜず、保管場所と回収方法を事業所内で統一してください。
一般的な店舗では、食べ残しや紙製容器は事業系一般廃棄物、プラスチック容器・缶・びんは産業廃棄物に該当します。
環境省の廃棄物処理法に関する運用通知が示す排出源・発生過程・材質を基に、回収先の条件に沿って分別してください。
Q3. 顧客情報を含む機密書類はどのように処分しますか?
A3. 顧客名・住所・取引履歴が読める状態のまま古紙回収へ出さず、少量は復元できない細かさに裁断し、大量の場合は機密文書処理業者の溶解処理を利用してください。
処理までの間は施錠できる場所で保管し、引渡日・箱数・担当者・処理業者を記録します。
個人情報保護委員会のガイドラインでは、焼却・溶解・適切なシュレッダー処理など、復元できない方法を示しています。
外部へ委託するときは、秘密保持・搬送方法・再委託の条件を契約で定め、処理後に証明書を受け取ってください。
Q4. 事業所で使ったパソコンや家電製品は事業ゴミとして出せますか?
A4. パソコンと家電リサイクル法の対象機器は、通常の区収集へは出せません。
事業系パソコンは製造メーカーなどへ回収を申し込み、引き渡す前に保存データを消去してください。
経済産業省によると、家庭用のエアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は、事業所で使ったものも家電リサイクル法の対象です。
業務用機器や対象外の小型家電は材質を確認し、該当品目を扱える産業廃棄物処理業者へ依頼します。
Q5. 蛍光灯・乾電池・リチウムイオン電池はほかのごみと一緒に出せますか?
A5. 蛍光管・乾電池・リチウムイオン電池は、通常のごみと一緒に出せません。
蛍光管は割らずに購入時の箱や丈夫な容器で保管し、水銀使用製品産業廃棄物を扱える業者へ依頼してください。
環境省のQ&Aでは、水銀が封入された蛍光ランプは含有量にかかわらず対象としています。
乾電池とリチウムイオン電池は種類ごとに分け、端子を絶縁テープで覆って高温・水濡れ・衝撃を避けて保管します。
環境省は事業所から出るリチウムイオン電池を分別し、処理できる産業廃棄物処理業者へ委託するよう案内しています。
【遠藤商会の江東区作業実績一覧】一部紹介
















