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2021年9月8日

台風や豪雨などで起きる”水害” 備えや被災時の動きとは?②

前回に引き続き「水害」について。今回は水害対策や水害にあった場合の動きを見ていきます。

今から出来る水害対策は?

これからの季節多くなる台風や集中豪雨。それらによって引き起こされる水害を最小限に抑えるためには、普段からの備えが大切です。

ハザードマップで危険度を確認

被害を抑えるためには事前に河川氾濫時の危険箇所や避難場所についての情報を知っておくことが大切です。そのためには、各市町村が発表している「水害ハザードマップ」が有効。洪水予報や情報の伝達方法や避難場所などが記載されているので、事前にこの情報を把握して「避難場所」と「避難経路」を確認しておきましょう。

土のうや水のうなどを設置

出入口等に隙間なく並べ、建物への水の浸入を防止します。浸水発生時には土のうや水のうを設置することで、道路や排水溝から水の浸入を抑えることができます。容易に設置ができ、各家の形態の違いに対応可能なので、すぐ設置できるようあらかじめ用意しておきましょう。

雨水ますの詰まりを防ぐ

道路の雨水ますにビニール袋や落ち葉・ごみなどが溜まっていると、雨水がます内に流れ込まなくなります。道路上に雨水があふれる要因となりますので、気付いた時には清掃しておくといいかもしれません。

水害にあったら?

対策を講じていても、水害にあってしまうこともあります。その時の動きを見ていきましょう。

1被害状況を写真に撮る

被害の様子がわかる写真や動画を撮りましょう。市町村から「り災証明書」を取得するとき、保険金の請求時に必要な為です。家の外はなるべく4方向から撮影し、浸水した深さがわかるようにします。

2施工会社・大家・保険会社に連絡

家の施工会社や大家に、家が浸水したこと、浸水のおおよその深さを伝えます。火災保険や共済に加入しているときは、担当者にも連絡しましょう。

3り災証明書の発行を受ける

住家の被害程度を証明する「り災証明書」を発行してもらいます。これは、後で公的な支援を受ける際に必要になります。市役所・町村役場に浸水したことを申し出て、被害認定の調査を受けます。この時1で撮影した写真が役に立ちます。

4家の掃除、家具や家電を片付け

水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要な物を片付けます。汚れた家具や床・壁などは水で洗い流す、または雑巾で水拭きして下さい。日に干せるものは日光により乾燥させるとなお良いです電気配線や家電製品は、安全のため専門家の点検を受けるようにしましょう。

水害によって壊れたものや、動作しなくなった廃棄物は「水害ごみ(災害ごみ)」と呼ばれます。通常通りの廃棄ができないこともありますので、使える袋の種類や捨てる場所など、自治体のチラシなどで正しい情報を得ましょう。

5床下の掃除・泥の除去・乾燥

家屋が浸水すると、浸水や汚泥の掻き出しても、汚れを清掃する必要があったり、家屋にダメージが残ってしいます。また、湿気によるカビの発生や細菌の繁殖による感染症リスクなどがあり、清掃消毒などの対応が必要です。床下も水や泥が入り込んでいないか、状態を確認してください。

事前の対策をしていても、その脅威にさらされてしまうことも。上記では個人でできる後処理をご紹介しましたが、万が一浸水などの水害にあった場合は、専門家に一度ご相談してみることをおすすめします。

また、水害ごみなどの災害ごみは濡れていたり、汚れていることが多く、早めに処理しないと異臭やカビ、火事の原因になる可能性もあります。しかし、災害時はごみ捨てのルールはふだんと異なることが多々。

そうした場合は、収集業者に対応を依頼すると早く処分できます。早く処分してしまいたいときは、業者への依頼を検討しましょう。弊社でも災害ごみの回収を承っていますので、緊急時は遠藤商会までお問い合わせください!

参考サイト:「水害にあったときに」~浸水被害からの生活再建の手引き~

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