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2021年7月5日

迫る東京オリンピック、開催後の跡地の整備は?②

前回に引き続き、オリンピック開催後の跡地の利用についてです。

2021年東京オリンピックのその後は?

東京オリンピック終了後の跡地には街づくりが予定されています。

選手村跡地には、タワーマンションや商業施設の建設が予定されているようです。宿泊施設は子育てファミリー層をメインとしたマンションに改修、そのほか高齢者向けのサービス住宅や若者向けのシェアハウス、サービスアパートメント(家具付き住宅)の建築の予定もあります。住宅棟や高層タワー住宅棟が合わせて24棟建設され、1万人程が住めるようになると言われています。

また、子育て支援施設やコミュニティ施設などの整備も見込まれています。選手村は都心にほど近い晴海に建設され、立地も悪くなく生活にも困らない場所と言えます。

東京2020大会後の選手村のイメージ(出典:東京都都市整備局)

住宅地としての機能だけではなく、商業施設のほか、港の景色を楽しめるように散策路や海を臨む事ができるカフェや保育所が建設予定です。オリンピック終了後には港ができ、観光客も楽しめるエリアとなるようです。

東京オリンピック終了後の選手村跡地は一つの街として活用する事を前提につくられています。

新技術を活用し多様な人々が快適に暮らし、水と緑に親しみや安らぎを感じられる街というコンセプトをもとに、民間業者と協力し一つの街ができる予定です。

競技会場はアクティビティ等の拠点に

新国立競技場はオリンピック終了後はスポーツやライブなどに活用される予定です。新型コロナウイルス感染の拡大に伴い、開催日程が延期されましたが、2020年にはコンサートイベントが開催予定でした。新国立競技場はオリンピック終了後も考えて設計がされており、陸上競技や球技はもちろんイベント等でも活用できるようになっています。イベントがある際は競技場周辺も活性化できるようになります。

2020年東京オリンピックに向け、東京都が新たに整備した恒久施設(新規恒久施設)はそれぞれ下記のように後利用が検討されています。

1)オリンピックアクアティクスセンター

日本水泳の中心となる世界最高水準の水泳場として、大会の開催等を通じ世界を目指すアスリートを育成する場となることを予定しています。また、都民のための水泳場という機能も併せ持つ施設とし、子供から高齢者まで、スポーツや健康増進に取り組むことができる場する方向です。

2)海の森水上競技場

アジアの水上競技の中心となる国際水準の水上競技場とし、様々な水上競技の大会開催や強化合宿等を通じたアスリートの強化、育成していく見込みです。さらに、水上スポーツ体験、水上レジャーの機会の提供、都民参加イベントの実施など多様なスポーツに親しめる場としていきます。

3)有明アリーナ

国際大会など質の高いスポーツ観戦機会の提供によるスポーツムーブメントの創出ともに、コンサートや文化イベントなど、魅力的なエンターテインメントを提供し、東京の新たな文化発信拠点となる予定です。

4)カヌー・スラローム会場

国内初の人工スラロームコースを活用した様々な水上スポーツ・レジャーを楽しめる施設とし、水上レジャーの機会を提供していくほか、水難救助訓練や国際大会・国内大会の開催など、様々なニーズに応える多目的な利用を図っていきます。

5)大井ホッケー競技場

数少ない公共のホッケー競技場として、ホッケーの競技力強化と普及・振興の場となります。幅広く様々なスポーツを行うことができる場、そして、公園内の他施設と連携し、総合的なスポーツ・レクリエーションの拠点を形成していく方針です。

6)アーチェリー会場(夢の島公園)

アーチェリーを中心に、都民・公園利用者に対し多様な活用の機会を提供します。アーチェリーの主要な競技大会の会場として活用だけでなく、芝生広場として子どもから高齢者まで多様な活用を図り、夢の島公園と一体となり都民に憩いの場となる予定です。

参考サイト:東京都都市整備局(外部サイト)

参考サイト:東京都オリンピック・パラリンピック準備局(外部サイト)

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