電動歯ブラシの捨て方3選|何ゴミ?充電池を外せない場合も解説

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電動歯ブラシの捨て方3選|何ゴミ?充電池を外せない場合も解説
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公開日:2026年7月22日 

電動歯ブラシの捨て方3選|何ゴミ?充電池を外せない場合も解説

電動歯ブラシは不燃ごみや小型家電回収で処分できますが、電池の種類や取り外しの可否によって出し方が異なります。
充電池が入った本体を自治体指定外のごみに混ぜたり、分解すると電池の破損や発熱・発火につながります。

自治体の分別ルールと製品の取扱説明書を調べ、本体・電池・替えブラシ・充電器の処分方法を確認してください。
自治体のごみ収集、小型家電回収ボックス、認定・許可を受けた回収サービスを比べれば、費用や手間に合った方法を選べます。

この記事では、電動歯ブラシを処分する3つの方法、電池の種類や状態に応じた分別ルール、付属品の出し方を順番に解説します。

電動歯ブラシは何ゴミ?処分する3つの方法

電動歯ブラシは何ゴミ?処分する3つの方法

電動歯ブラシの分別区分は全国一律ではなく、不燃ごみや小型家電など、住んでいる自治体によって指定される処分方法が異なります。
本体に乾電池や充電池が使われている場合は、自治体の分別表と製品の取扱説明書で、電池を取り外すか確認してください。

主な処分先には、自治体のごみ収集、小型家電回収ボックス、認定事業者や自治体の許可業者による回収があります。
回収方法ごとに費用や手間、受け入れ対象が異なるため、電動歯ブラシの状態とほかの不用品の有無に合った方法を選んでください。

参考:神戸市「電動歯ブラシは何ごみで捨てればいいですか?」環境省「無許可の回収業者を利用しないでください」

自治体の分別ルールに従って本体・替えブラシを出す

電動歯ブラシ本体と替えブラシでは分別区分が異なる場合があるため、同じごみと決めつけず、自治体の分別表でそれぞれの出し方を調べてください。

たとえば、札幌市では本体が燃やせないごみ、横浜市では燃やすごみに分類されており、同じ製品でも地域によって扱いが異なります。

替えブラシは本体から外し、分別表で「歯ブラシ」や「電動歯ブラシ」と検索すると、該当する処分区分を確認できます。
替えブラシの記載がない場合は、素材だけで判断せず、自治体のごみ相談窓口へ「電動歯ブラシの替えブラシ」と伝えて問い合わせてください。

参考:札幌市「家庭ごみ50音分別辞典」横浜市「ごみと資源物の出し方一覧表」

対象となる本体・充電器を小型家電回収ボックスへ持ち込む

電動歯ブラシ本体や充電器が自治体の回収対象であれば、小型家電回収ボックスへ持ち込むことで、金属などの資源として再利用できます。

神戸市では投入口に入る家庭用小型家電と付属の充電器・ケーブルを回収していますが、対象品目と大きさの基準は自治体ごとに異なります。

持ち込む前に替えブラシを外し、取り外せる乾電池や充電池がある場合は、自治体が指定する電池の回収方法に従って分けて、利用する際は自治体の案内で設置場所と利用時間を調べ、回収対象から外れる製品は指定されたごみ区分で出してください。

参考:神戸市「小型家電リサイクル回収事業」

ほかの不用品とまとめて認定・許可業者の回収を利用する

電動歯ブラシをほかの小型家電とまとめて処分する場合は国の認定事業者による宅配回収、家具なども依頼する場合は自治体の許可業者を利用できます。

電動歯ブラシ1本だけでは料金がかかる場合があるため、自治体回収の費用と比べたうえで利用する方法を選んでください。

宅配回収は事業者によって対象品目、料金、箱の大きさ、充電池を内蔵した製品の受け入れ条件が異なります。
家庭ごみを依頼するときは、産業廃棄物処理業や古物商ではなく、一般廃棄物処理業の許可を受けた業者を選んでください。

参考:環境省「小型家電リサイクルにおける関係主体の連携事例集」

電池の種類と状態に応じた4つの分別ルール

電池の種類と状態に応じた4つの分別ルール

電動歯ブラシには乾電池式と充電式があり、電池を取り外せるか、膨張や破損がないかによって処分方法が異なります。
電池の取り外し方はメーカーや機種ごとに異なるため、作業を始める前に本体の表示と取扱説明書で廃棄手順を確認してください。

充電池を自治体が指定していないごみ区分に混ぜると、収集車や処理施設で圧力がかかり、内部のショートによる発熱や発火につながります。

この章では、電池の取り外し可否と状態を基準に、安全に処分するための分別方法と注意点を順番に解説します。

参考:環境省「リチウムイオン電池関係」一般社団法人JBRC「小型充電式電池の排出方法」

乾電池式は電池を外して本体と分別する

乾電池式の電動歯ブラシは、処分前に使用済みの乾電池を本体から必ず取り外し、本体と電池を分けてそれぞれの回収先へ出します。
電池を外した本体は小型家電回収ボックスや不燃ごみなどに分類されますが、指定される区分は自治体の分別表で確認してください。

取り外した乾電池は、プラス極とマイナス極にセロハンテープやビニールテープを貼ることで、金属との接触によるショートを防げます。
マンガン乾電池やアルカリ乾電池は充電式電池の回収ボックスへ入れず、自治体が指定する乾電池の収集日や回収容器へ出してください。

参考:千葉市「電動歯ブラシ(乾電池式)」電池工業会「乾電池・リチウム一次電池」

取扱説明書に沿って外した充電池は絶縁してリサイクル協力店へ出す

取扱説明書に廃棄時の充電池取り外し手順がある機種は、電池残量を使い切ったうえで、案内に沿って作業してください。
本体の構造や充電池の位置はメーカーや機種によって異なるため、別の製品の分解方法をそのまま利用できません。

取り外した充電池の露出した端子やコードの切断部分にテープを貼ることで、金属との接触によるショートや発熱を防げます。
JBRCでは会員企業製で種類が明確な充電池を回収しているため、対象品か確認してからリサイクル協力店へ持ち込んでください。

参考:パナソニック「リチウムイオン電池を内蔵している電動歯ブラシを廃棄するときは」

外し方が案内されていない充電池は無理に分解せず本体ごと出す

取扱説明書に充電池の取り外し方が掲載されていない機種は、外装を開けたり工具を差し込んだりせず、無理な分解を避けてください。
工具で内部の充電池を傷つけるとショートが起こり、発熱や発火につながる危険があります。

自治体の分別表で「充電池を取り外せない小型家電」の回収方法を調べ、指定された回収拠点や小型家電回収ボックスへ本体ごと出します。
小型充電式電池専用の回収ボックスには本体を入れず、処分先が分からない場合は自治体へメーカー名と型番を伝えて問い合わせてください。

参考:川崎市「充電式電池の出し方」神戸市「小型充電式電池・モバイルバッテリー」

膨張・破損・液漏れがある場合は自治体などへ相談する

充電池や本体に膨張・破損・液漏れが見られる場合は使用と充電を中止し、押しつぶしたり穴を開けたりせず、液漏れ部分には素手で触れないでください。
異常がある充電池はJBRCのリサイクル協力店や通常の回収ボックスでは受け付けていないため、そのまま投入しないでください。

自治体の清掃事務所やごみ相談窓口へ連絡し、電動歯ブラシのメーカー名、型番、充電池の状態を伝えて処分方法を確認します。
相談時に一時的な保管方法と回収場所までの運び方も尋ね、自治体から案内された手順に従って持ち込んでください。

参考:神戸市「電動歯ブラシは何ごみで捨てればいいですか?」

電動歯ブラシの捨て方でよくある4つの質問

電動歯ブラシの捨て方でよくある4つの質問

電動歯ブラシは家電リサイクル法の対象になる?

電動歯ブラシは家電リサイクル法の対象ではなく、家電リサイクル券を購入して処分する製品にも含まれていません。
同法の対象はエアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4種類に限られるため、処分制度を混同しないでください。

電動歯ブラシは小型家電リサイクル法の対象品目ですが、実際に回収する品目や回収方法は自治体によって異なります。
自治体の分別表で電動歯ブラシの区分を調べ、電池の取り外し可否も確認したうえで指定された方法で出してください。

参考:経済産業省「家電4品目の正しい処分」環境省「小型家電リサイクル法の概要」

メーカーや機種によって捨て方は変わる?

電動歯ブラシ本体の分別区分は自治体が定めますが、内蔵電池の種類や取り外し方はメーカーや機種によって異なります。
本体の底面や持ち手に記載された型番を調べ、該当する製品の取扱説明書やメーカー公式サイトで廃棄手順を確認してください。

パナソニックにはリチウムイオン電池、オムロンにはニッケル水素電池を使用した機種があり、それぞれ異なる取り外し方が案内されています。
メーカーの手順で電池を分けた後は、本体を自治体の指定区分へ出し、充電池は案内されたリサイクル方法に従ってください。

参考:パナソニック「電動歯ブラシを廃棄するときは」オムロン「電動歯ブラシの廃棄方法」

内蔵されている充電池の種類が分からない場合は?

内蔵されている充電池の種類は、本体に記載された型番をメーカー公式サイトで検索し、製品仕様や取扱説明書を確認すると特定できます。
取扱説明書に沿って充電池を外した場合は、リサイクルマークと「Li-ion」「Ni-MH」「Ni-Cd」などの表示も確認してください。

本体や取扱説明書に電池の種類が記載されていなくても、確認するためだけに本体を分解してはいけません。
JBRCでは種類やメーカーが不明な充電池を回収していないため、製品の型番を伝えてメーカーや自治体へ処分方法を問い合わせてください。

故障して充電池を使い切れない場合はどうする?

故障して電源が入らない電動歯ブラシは、充電池の残量がなくなったと判断できないため、自分で本体を分解して電池を外さないでください。
端子を金属に接触させて放電したり、別の充電器へ接続したりすると、内部のショートや発熱・発火につながります。

充電池を内蔵したまま回収する自治体もあるため、分別表を確認し、記載がなければメーカー名と型番を伝えて自治体へ問い合わせてください。
膨張・破損・液漏れも見られる場合は、その状態を相談窓口へ伝え、通常の回収ボックスには入れずに案内された方法へ従います。

参考:オムロン「電動歯ブラシの廃棄方法」川崎市「充電式電池の出し方」

この記事を書いた人

著者:中森

産業廃棄物業界に10年以上従事。営業業務と現場業務の両方を経験し、廃棄物処理やリサイクルの実務知識を身につけました。現在はWebライターとして、廃棄物処理業界の情報発信やホームページ運用、デザイン制作を行っています。実務経験をもとに、専門的な内容をわかりやすく伝えることを心がけています。

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