東京・埼玉で産業廃棄物を回収する遠藤商会

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2021年11月17日

粗大ごみの定義や処分の方法とは?①

日々、事業活動を行なっていれば自然とごみが排出されます。ごみの中には頻繁に出るものもあれば、あまり出ないものもあります。処分の機会の少ない種類のごみの場合、分別や捨て方をきちんと把握できていないことがほとんどです。そしてあまり排出されないごみといえば「粗大ごみ」です。

 

今回は粗大ごみの定義や事業所での処分方法についてみていきます。

 

 

粗大ごみとは?

粗大ごみといえば「ごみ袋に入らない大きなごみ」というイメージですが、一般的には一辺の長さが○cmを超える家具、寝具、電化製品などの大型ごみのことを指します。長さの定義は各自治体などによって異なっており、東京都内の一部地域では「一辺の長さが30㎝をこえるもの」とされています。

 

例えば同じタンスでも、地域によって処分方法が異なる場合もありますので、本当に粗大ごみなのか各自治体のホームページ等で確認する必要があります。

 

国分寺市

家電製品1辺(高さ、幅および奥行のうち最も長いもの)30センチメートル以上の電気製品、音響・映像機器およびOA製品家具、台所用品、趣味など1辺(高さ、幅および奥行のうち最も長いもの)40センチメートル以上のもの

 

多摩市

原則として耐久消費財を中心とした、家庭から出る大型ごみのことで、有料指定袋に入らないものや、重さが5キログラム以上のもの

 

東大和市

一般家庭から出される、家庭廃棄物指定収集袋に入りきらない大型ごみ(概ね50cm以上180cm以下のもの)

 

瑞穂町

タンス・椅子・テーブル・ベッド・カーペット・布団・その他一辺が50センチメートル以上のもの

 

 

処分はどうする?

それでは、粗大ごみの処分はどのようにすればいいのでしょうか?まず、ごみの分類について見ていきましょう。

 

ごみは大きく【産業廃棄物】と【一般廃棄物】に分かれます。産業廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物で、金属くずや廃プラスチック類など、法令で定められた20種類の廃棄物をいいます。一般廃棄物とは、産業廃棄物以外の廃棄物をいいます。一般廃棄物はさらに家庭廃棄物と事業系一般廃棄物に分かれており、事業系一般廃棄物は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、産業廃棄物以外の廃棄物のことを指します。ごみは基本的に家庭から排出される場合と事業所から排出される場合でその分類や処分方法が異なってきます。そしてそれは粗大ごみも同じです。

 

一般家庭の場合

一般家庭から出た粗大ごみは、通常、各自治体に収集を依頼したり、ごみ処理施設へ持ち込むことで処分します。多くの自治体では通常のごみ集積所にただ置いておくだけでは回収されず、別途回収するための申し込みが必要です。手数料も必要で、比較的安価で済みますが、回収されるまで数日~1週間程度期間がかかります。

 

事業所の場合

オフィスや店舗などの事業所などで発生した粗大ごみの場合は、事業系一般廃棄物及び産業廃棄物に当たり、ごみ処理の許可を持つ廃棄物処理業者に依頼などによって処分することになります。

 

事業所の粗大ごみの処分の詳細は次回に続きます。

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