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2021年10月29日

7年ぶりの高値、ガソリンの価格高騰はなぜ?

昨年から世界中を震撼させた新型コロナウイルス感染症。日本での新規陽性感染者数はここ近日で、減少傾向が見られています。そして、9月末には長引いていた緊急事態宣言が全面解除となりました。

 

少しずつ経済活動も回復しており、行楽シーズンということもあり密を避けて公共交通機関を避けて、マイカーなどでドライブを検討している方も少なくないでしょう。しかし、そんな中で駆け巡っているニュースが「ガソリン価格の高騰」。ガソリンだけではなく、軽油や灯油も値上がりが続いており、徐々に寒さが増す中、暖房費など日常生活にも影響が出そうです。

 

なぜガソリン高騰が見られているのでしょうか?今回はガソリン高騰について見ていきます。

 

ガソリン価格の値上がりはなぜ?

石油情報センターによれば、25日時点での全国のガソリンスタンドでのレギュラーガソリンの店頭価格は1リットル当たり167.3円で、前週に比べ2.7円の値上がりとなりました。値上がりは8週連続で、2014年9月以来、7年1ヶ月ぶりの高値水準です。

 

ではなぜこのタイミングで、ガソリンの価格が上昇しているのでしょうか?

 

一番の理由は、世界的に新型コロナウイルスの感染者が現象し、経済活動が回復する中、原油の需要が高まっているためです。

 

また、上記に加えて、円安も影響しています。原油の決済はドルで行われるため、取引量は変わらずとも、原油価格が上昇するに伴い、ドルを調達する量も増え、必然的に円安となってしまいます。そして、12日の東京外国為替市場では一時、約3年ぶりの円安水準を更新しました。円安になれば、原油の仕入れ値が上昇しますので、悪循環につながってしまいます。

 

他にも、8月下旬に石油関連施設が集中するアメリカ南部の沿岸を大型のハリケーンが直撃しました。メキシコ湾の海上油田施設が被害を受け、施設の復旧遅れが懸念されています。さらにOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどでつくる「OPECプラス」は、景気の先行きが不透明なことなどから11月の原油の追加増産を見送りました。

 

こうした複合的な原因から、ガソリンの高騰が見られています。

 

ガソリンの値上がり、今後は?

原油・ガソリン高騰の流れはしばらく続く見込みで、少なくとも年末までは原油価格の高騰、高止まりが続くとの見方が多いようです。

 

原油はガソリン以外にも、ペットボトルやレジ袋、食品トレー、アクリル樹脂など多くの製品に使われています。ガソリン価格・原油価格の値上がりの影響は、各企業の製品やサービスのコストに影響を与えるだけでなく、身の回りの様々な製品の値上がりにつながる家計を苦しめることにもなる可能性があります。

 

原油・ガソリン高騰が長期化すれば、緊急事態宣言の解除で上向きつつある消費者心理、そして日本経済にマイナスの影響が出るかもしれません。

 

軽油や灯油も値上がりが続いており、特に灯油は気温が下がると需要が増します。すでに北日本を中心に暖房費に影響が出始めており、家計や企業の負担はさらに増しそうです。

 

 

原油・ガソリン高騰による影響を受け、他の部分でのコストカットを図ろうにも、すでに手をつけている・削減が難しいということもあるでしょう。その中で見落としがちなのが、ごみの処分費用です。ゴミ処理業務、処理業務後の各種手続きの事務作業にかかる人員、時間を削減し、コストの削減も可能とする遠藤商会までお問い合わせください!

 

 

(参考サイト)石油情報センター 

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