東京・埼玉で産業廃棄物を回収する遠藤商会

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2021年8月6日

自由研究のテーマにも!「3R」とは?①

夏といえば「夏休み」が思い浮かぶほど、学生にとっては楽しみな期間ではありますが、多くの宿題を課せられる休暇でもあります。数ある夏休みの宿題の中でも、多数の学生の頭を悩ませる存在が「自由研究」でしょう。

大人となった方々もテーマに悩んだ子供時代を経験したのではないでしょうか?子どもたちから相談され、今まさにお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。

悩みの種となりがちな自由研究。今年はそのテーマに3Rを採用・挑戦してみてはいかがでしょうか?

今回は「3R」についてみていきます。

「3R」とは?

3RReduce(リデュース)」「Reuse(リユース)」「Recycle(リサイクル)の3つの”R”の総称です。

Reduce(リデュース)は、ごみの量を少なくすることです。例えば、製品をつくる時に使う資源の量を少なくしたり、廃棄物の発生を抑えることが挙げられます。長持ちする製品を作ったり、製品寿命を長くするためにメンテナンス体制を整えたり、最近だとレジ袋が有料化になりエコバッグの普及が広がったのも取組のひとつと言えるでしょう。

Reuse(リユース)は、不要になったものを、捨てずに繰り返し使用することをさします。リユースの取り組み例としては、不用品をリサイクルショップやフリーマーケットアプリで売買することなどがあります。その実現を可能とする製品の提供、修理・診断技術の開発、リマニュファクチャリング(メーカー等が使用済み製品を回収した後、分解、洗浄、部品交換などを経て新品同様の製品として販売すること)なども取組のひとつです。

Recycle(リサイクル)は、使い終わったものを、もう一度資源に戻したうえで、製品の原材料やエネルギー源として利用すること3Rの中でも一番耳にする機会が多い言葉かと思います。新しい製品に使う原料として再資源化する「マテリアルリサイクル(原料リサイクル)」を指す場合と、さらに広い意味で、ごみを燃やす際に発生する熱をエネルギーとして使う「サーマルリサイクル(熱回収)」までを指す場合があります。

環境にやさしい行動の順番としては、買う、所有を始める時点でまずリデュースすることが大事。その次に製品を手放す際のリユースを考え、最後にリサイクルに出そう、と提唱されています。


 

日本では2000年に循環型社会形成推進基本法において3Rの考え方が導入されました。2004年のG8サミットで、当時の内閣総理大臣が、3Rを通じて循環型社会の構築を目指す「3Rイニシアティブ」が提案。これを受け、経済産業省が3R政策が実施し、廃棄物・リサイクル法体系の整備、エコタウン事業などに取り組まれてきました。

次回に続きます。

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