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2021年7月12日

近づく夏に気をつけたい「熱中症」の対策は?①

熱中症は、体温を保つために汗をかき、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や、血液の流れが滞るなどして体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称。熱中症は気温だけではなく、湿度も大きく影響します。蒸し暑さが特徴である日本の夏において、熱中症は大きな問題となっています。

夏は各地のレジャー施設や海水浴などで屋外で活動する人が増え、大多数の方が野外で厳しい暑熱環境に晒される時期でもあります。炎天下で活動するときはもちろんですが、散歩や買い物でちょっと外出するときや、屋内にいるときでさえも熱中症に注意が必要です。

室内熱中症はなぜ起こる?

熱中症というと、屋外で発生するイメージがありますが、室内でも熱中症になることがあります。

屋外での熱中症と同様、
 ① 環境 :室温や湿度の高さ、風通しの悪さ
② 身体 :乳幼児や高齢者、体調不良
③ 行動 :長時間の作業、水分補給できない状況 

などによって発生することがあります。

室内での熱中症は、室内で過ごしている間に室温や湿度の上昇などが起因となるほか、屋外での活動後に室内で適切に体を冷やすことができず熱中症になる場合や、夜間に冷房を使用しないことで屋外の気温が下がっても室温が上がり、寝ている間に熱中症になる場合もあります。

レジャースポットでの熱中症対策(個人)

熱中症にならないためにも、レジャースポットでの対策をまとめました。

【遊園地などテーマパーク】
屋外型のテーマパークでは、人気のアトラクションを巡るため、どうしても待ち時間や移動時間が多くなってしまいがちです。帽子やサングラスなど日差し対策は万全にしていきましょう。小まめな水分補給も心掛け、レストランなどの屋内や日陰などを利用して、定期的に体温を下げることを意識しましょう。
また夏季は噴水コーナーや屋外ミストコーナーなど、「涼」を感じられる様々なイベントが行われていることが多いので、熱中症対策に活用しましょう。

【プール】
プールに入ると体が冷えると考えがちですが、実は熱中症の危険があります。水泳中は普段とは違う体温調整が行われ、体内に熱がこもりやすくなることもあり、かつ湿度が高いと汗をかいても蒸発しないため、体温は下がりにくくなります。また水の中にいるからか水分補給を忘れがちになります。屋外、屋内でも同じことが言えますので、こまめな水分補給や冷房がきいた部屋や日陰で体を冷やしながら楽しむようにしましょう。

【スポーツ施設】
スポーツ時の熱中症発生の要因には「環境」「主体(個人の状態)」「運動」があり、ひとつでもバランスが崩れると熱中症を発生させてしまいます。屋外だと熱中症の危険性を感じやすいですが、屋内、特にクーラーの効いた場所だと忘れがちになります。運動していると体内では熱が作られ続けます。体内の過度な熱の発生を抑えるために、こまめに休憩し、水分や塩分を補給するようにしましょう。

【キャンプ・グランピング】
初心者でも簡単に自然を楽しめる「グランピング」が登場し、人気が高まっているキャンプは熱中症の危険がたくさん。炎天下でのテント設営や川遊びなど野外活動、密閉された湿度が高い環境であるテントなど注意が必要なことばかりです。こまめな水分補給はもちろん、風通しのよい服装や温度が低い標高が高く木陰があるキャンプ場、設営撤収が楽なテントを選ぶようにしましょう。

次回も「熱中症」に関する記事をお届けします。

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