見逃せない環境問題「衣服ロス」とは?服を捨てる前に知るべきこと

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見逃せない環境問題「衣服ロス」とは?服を捨てる前に知るべきこと
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公開日:2021年6月16日 

見逃せない環境問題「衣服ロス」とは?服を捨てる前に知るべきこと

世界ではたくさんの資源やエネルギーを使って多くのものが生産され、私たちはそれを消費しながら生活をしています。
現在では、生産性が高まったことによりものにあふれている国も多くあります。

しかし、現在のような生産性が永続的に続くということはなく、このままだと資源はいつか枯渇してしまう可能性が高いです。
現在の生産ペースが続くと、2030年には地球が2〜3つ必要になるともされています。

地球の限りある資源を守るためにも、衣料、食料、エネルギーなど……、色々な分野で少ない資源で、良質でより多くのものを得られるように生産や消費ができる形態が必要なのです。持続的開発を阻む要因の一つには、食品廃棄や有価物の投棄など資源の浪費が挙げられます。

食品ではなく「衣服ロス」?

以前の記事で「食品ロス」を取り上げました。毎日3回食事をとるため、食品ロスは身近に感じやすい問題とも言えます。しかし、実はより深刻とも言われているのが「衣服ロス」なのです。

「衣服ロス」とは、新品であったり、まだ着ることができるのに捨てられてしまう衣服のことを指します。
環境省が4月21日に発表した「ファッションと環境に関する調査」で、2020年の衣服の年間供給量は81万トンで、家庭や事業所から手放される衣服は78万トンと推計されました。

そして手放される衣服の65%に当たる51万トンが廃棄されていることが明らかにされました。
2020年は新型コロナウイルス感染症の外出自粛等の影響により、食品ロスと同じく衣服ロスも大量に発生したとも言われています。

衣服ロスは、家庭から不要になった服が廃棄物として排出されるだけではなく、企業からも排出されます。
企業から排出される場合、過剰生産により在庫品となってしまったり、業者同士の取引の過程で必要がなくなってしまったりといった事情により生じています。

ファッション・アパレル業界はブランド価値が重視される業界のため、再流通や値下げに消極的な傾向にあります。
そのため在庫品は多くは、店頭に並ばずに焼却や埋め立てによって処分されます。

近年ではファストファッションの台頭やSNSの影響により衣服の消費サイクルが早まっており、1~2回だけ、1シーズンだけ着て捨ててしまうケースも珍しくありません。

衣服ロスの課題や対策については次回に続きます。

生産も廃棄も環境負荷が発生してしまう!

「衣服ロス」問題は、衣服がごみとして廃棄されてしまうだけではなく、生産過程や廃棄過程で環境に大きな影響を与えてしまうことにあります。

衣服の原材料調達から製造過程で多くのCO2が排出されます。
また、原料となる植物の栽培や染色などのために体調の水が使用され、さらに生産過程で余った生地などの廃棄物も排出されています。

服1着あたりの原材料調達から製造までの環境負荷量

CO2排出量…約25.5kg=500mlペットボトル約255本製造分
水消費量…約2,300L=浴槽約11杯分

廃棄される手段の多くは焼却・埋め立て処分です。その量は年間で約48万トン
上述の調査で、国内で供給される衣服の製造から廃棄までの工程で排出されるCO2は推計で9500万トンに上ることがわかりました。

衣服ロス削減のためにできること

では、衣服ロスを減らすために私たち一人ひとりができることは何があるのでしょうか?

■持っている服を長く大切に着る

適切なケアをしたり、リペアするなどの工夫をしながら、一着をできるだけ長く着るだけで環境負荷が減らせます。
現在よりも1年長く着ることで、日本全体として4万t以上の廃棄量の削減に繋がるとされています。

■リユースやレンタルを有効活用する

バザーやフリーマーケットアプリ等を活用しましょう。
思わぬ掘り出し物が見つかったり、出品すれば不要な服を手放しながらちょっとしたお小遣い稼ぎになることも。

また、最近では衣服のシェアリングサービスやレンタルサービスが登場しています。
こうしたサービスを活用すれば、普段は着ないような様々なアイテムも気軽に試しながら、衣服ロス削減に貢献できます。

■長い目で見て購入する

約64%の方が所有する衣服の量を把握せずに服を購入しているというデータがあります。
クローゼットを見直して、必要な服だけを購入するようにしましょう。

またファストファッションの登場により、衣類の購入単価は年々下がっていますが、同時に着用期間も短くなっています。
本当に必要な服、長く着られる品質の服を選びましょう。

■資源として再活用する

古着・古布もペットボトル回収のように、処分の仕方で生まれ変わることができます。
多くの自治体が古着を資源として回収していますので、お住いの地域のホームページで調べてみるといいかもしれません。
古着回収を行っている店舗に持ち込めば気軽に資源回収に出すことができます。

衣服ロス削減のため、企業でも様々な取り組みが行われています。

ユニクロ・ジーユー(ファーストリテイリング)
不要になったユニクロ・ジーユーの服を各店舗に設置されたRE.UNIQLO回収ボックスで回収。回収した服をリユースし、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界中のNGO・NPOとともに難民キャンプや被災地への緊急災害支援など、世界中の服を必要としている人たちに届けています。

ファッションレンタルサービス『airCloset』(エアークローゼット)
日本初・国内最大級、女性向けの月額制ファッションレンタル『airCloset(エアークローゼット)』サービス。プロのスタイリストによるパーソナルスタイリングを受けることができます。本サービスは“サーキュラーファッション” を実現させるためのベースであり、お洋服一着一着の着られる機会を増やし無駄に捨てられることを防ぐ「循環型の持続可能な仕組み」が構築されています。

今回は「衣服ロス」についてみてきました。

SDGsなど環境意識が高まりつつある昨今、衣服ロスは重要な課題です。
解決のためには、個人としても、企業としても意識が変わることが何よりも大切であると言えるでしょう。

衣服の廃棄量を削減して環境負荷を削減しましょう。

【関連サイト】環境省_サスティナブルファッション

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