空調服の捨て方|服・ファン・バッテリーの処分方法を解説

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空調服の捨て方|服・ファン・バッテリーの処分方法を解説
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公開日:2026年7月28日 

空調服の捨て方|服・ファン・バッテリーの処分方法を解説

空調服を捨てるときは服本体、ファン、バッテリー、充電器とケーブルの4つに分け、部品ごとに処分方法を確認してください。
服やファン、充電器の分別区分は自治体によって異なり、バッテリーは状態に応じた回収先へ出すのが基本です。

特に膨張・発熱・液漏れがあるバッテリーは通常の回収ボックスへ持ち込めない場合があります。
この記事では、家庭と会社で異なる廃棄ルールを含め、空調服を安全に処分する手順を解説します。

家庭で使った空調服は4つのパーツに分けて処分する

家庭で使った空調服は4つのパーツに分けて処分する

服本体は自治体のルールに従い可燃ごみや衣類回収に出す

服本体はファン、バッテリー、充電器などの付属品をすべて取り外し、電気部品を残さない状態で自治体が指定する方法に従って処分してください。
空調服の生地にはポリエステルや綿などが使われていますが、分別区分や衣類回収の条件は地域によって異なります。

破れや落ちない汚れがある服は衣類回収の対象外となる場合があり、洗濯済みで状態が良くても受け付けない回収先があります。
自治体の公式サイトで「衣類」や「作業着」を検索し、掲載がなければ空調服の素材と状態を清掃担当窓口へ伝えて確認してください。

ファンは自治体のルールに従い不燃ごみまたは小型家電回収に出す

空調服のファンは服本体から外し、バッテリーやケーブルも切り離してから、自治体が指定する不燃ごみまたは小型家電回収に出してください。
ファンにはプラスチック、金属、モーターなど複数の部品が使われているため、分別区分は自治体ごとの確認が前提です。

小型家電回収ボックスは、ファンが対象品目に含まれ、投入口の大きさに収まる場合に利用できます。
回収ボックスを利用できない場合は、自治体の分別検索で「空調服用ファン」や「小型扇風機」を調べ、掲載がなければ清掃担当窓口へ問い合わせてください。

バッテリーは状態を確認してほかのパーツと分ける

空調服のバッテリーは、電源を切って接続ケーブルを抜き、服本体、ファン、充電器と同じごみ袋に入れず、別にして処分先を確認してください。
多くの空調服用バッテリーにはリチウムイオン電池が使われており、ごみ処理中に圧力や衝撃が加わると、発煙・発火を招く原因です。

取り外した後は、メーカー名、型番、リサイクルマークの有無を確認し、外装の変形や異臭、異常な熱がないかを確かめます。
回収先を確認するまでは、端子が金属に触れないようにし、直射日光が当たる場所や高温になる車内を避けて保管してください。

充電器とケーブルは自治体のルールに従い不燃ごみまたは小型家電回収に出す

充電器とケーブルは空調服のバッテリーやファンと分け、自治体が指定する不燃ごみまたは小型家電回収へそれぞれ出してください。
充電器には基板や金属部品、ケーブルには銅線と樹脂が使われているため、分別区分は自治体によって異なります。

小型家電回収を利用するときは、ACアダプターや電気コードが対象品目に含まれるかを確認し、充電池用の回収ボックスには入れないでください。
自治体の公式サイトで「ACアダプター」や「電気コード」を検索すると、収集区分や回収場所を確認できます。

空調服のバッテリーは2つの状態で処分方法が変わる

空調服のバッテリーは2つの状態で処分方法が変わる

正常なバッテリーは自治体・メーカー・JBRC回収協力店へ持ち込む

膨張、破損、液漏れ、異常な発熱がないバッテリーは端子をテープで覆い、自治体、メーカー、JBRC回収協力店の受付条件を確認して指定先へ持ち込んでください。

JBRC回収協力店の対象は、JBRC会員企業製で種類が明確な小型充電式電池であり、リサイクルマークの有無だけでは判断されません。

PSEマークは電気用品安全法の基準への適合を示す表示で、リサイクル回収の対象を判断するマークとは役割が異なります。
メーカー名や電池の種類を確認できない場合は、回収ボックスへ自己判断で入れず、自治体またはメーカーへ処分方法を問い合わせてください。

膨張・発熱・液漏れしたバッテリーは回収ボックスへ入れず相談する

膨張、異常な発熱、液漏れ、異臭が見られたら、使用と充電を直ちに中止し、周囲に可燃物を置かず無理に動かさないでください。
こうした異常品はJBRC回収協力店の対象外であり、店舗や自治体の回収ボックスへ自己判断で入れないでください。

漏れた液体には直接触れず、分解、穴開け、圧迫、水や塩水に浸す処置も、内部ショートや発火を招くため避けてください。
メーカー名、型番、症状を自治体またはメーカーへ伝え、保管方法と持ち込み先の案内を受けてから対応してください。

会社で使った空調服を処分するときの2つの注意点

会社で使った空調服を処分するときの2つの注意点

会社から出た空調服を家庭ごみとして出さない

会社や事業所で使用し、事業活動に伴って不要になった空調服は従業員が自宅へ持ち帰って家庭ごみの集積所へ出さないでください。
事業系廃棄物は家庭向けの収集とは別に扱われ、排出した会社が処理方法と委託先を確認して処分する仕組みです。

空調服は衣類、樹脂、金属、充電池などで構成され、材質や事業内容によって産業廃棄物と事業系一般廃棄物の区分が変わります。
処分する数量と各部品の種類を整理し、事業所所在地の自治体にある事業系ごみの担当窓口へ処理方法を確認してください。

バッテリーを分けて対応可能な許可業者へ委託する

委託前に空調服からバッテリーを分け、数量や膨張の有無を伝えたうえで、リチウムイオン電池を処理できる業者を選んでください。
産業廃棄物と事業系一般廃棄物では許可の種類が異なるため、業者の許可証で対象地域、廃棄物の種類、有効期限を確認します。

産業廃棄物として委託するときは処理業者と書面で契約を結び、引き渡す廃棄物の種類と数量を記載したマニフェストを交付します。
処理業者へ渡した後も排出事業者の責任は残るため、運搬と処分の完了をマニフェストで確認し、定められた期間保管してください。

まとめ|空調服は4つに分けてバッテリーの状態に合う方法で処分しよう

空調服は衣類と複数の電気部品で構成されているため、丸ごと一つのごみとして出さず、パーツごとに処分方法を選んでください。

  • ✅服本体は付属品を外し、自治体が指定する可燃ごみや衣類回収に出す
  • ✅ファン、充電器、ケーブルは自治体のルールに従い、不燃ごみや小型家電回収に出す
  • ✅正常なバッテリーは端子を絶縁し、受付条件を満たす回収先へ持ち込む
  • ✅膨張、発熱、液漏れしたバッテリーは回収ボックスへ入れず、自治体やメーカーに相談する
  • ✅会社から出た空調服は家庭ごみに出さず、処理できる許可業者へ委託する

処分前には、バッテリーのメーカー名、型番、リサイクルマーク、膨張や発熱の有無を確認し、自治体や回収先の受付条件と照合します。
処分区分を判断できない場合は、持ち込む前に自治体、メーカー、回収協力店へ問い合わせてください。

【参考資料】

この記事を書いた人

著者:中森

産業廃棄物業界に10年以上従事。営業業務と現場業務の両方を経験し、廃棄物処理やリサイクルの実務知識を身につけました。現在はWebライターとして、廃棄物処理業界の情報発信やホームページ運用、デザイン制作を行っています。実務経験をもとに、専門的な内容をわかりやすく伝えることを心がけています。

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