東京・埼玉で産業廃棄物を回収する遠藤商会

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  • 『ちりも積もれば山となる』を解決する2016.12.15

    作業人数 0人 使用車輌 ゴミの総重量
    回収品目

    今回は、多摩地区の工務店様が弊社のホームページを見て、WEBでの問い合わせをいただきました。
    その後の電話のやりとりでは、「おたくのHPはいろいろな業種ごとの事例も載ってて
    経験豊富そうだし、会社の規模が大きいのがとても安心して任せられると思ったよ。」
    というお褒めの言葉をいただきました。
     

    ところで今回の作業場所は、職人さんが出勤して、作業着に着替えたり、近い現場の時は
    お昼休憩で戻ってきたりする場所。
    アパートの一室にある、工務店の職人さん専用事務所です。
     

    夕方、職人さんが仕事を終え事務所に到着し、現場で自分たちが飲み食いしたごみである
    缶・ペットボトルを事務所へ持ち帰ります。
    現場から排出されたゴミはそれぞれの処分場にて適正に処理をしますが、
    どうしても発生してしまう中途半端なごみ。
    それを、とりあえず会社に持ち帰る。
    そして駐車場の邪魔にならないところに置いてしまう。
    室内にせよ、室外にせよ、気がついたら、こんなに色々なゴミがたまってた!!
    ということで片付けの依頼いただきました。
     
    まずは室内。
    きっと最初は事務所内のゴミ箱にきっちり、分類して捨てていたのでしょう。
    しかし、ゴミ箱がいっぱいになりあふれてきた。それなのに、誰も何もせずにゴミ箱を放置する。
    そして、とうとう、部屋の一角に缶とペットボトルが入った袋が転がってしまう。
    人間の習性でしょうか?誰か一人がそこに捨ててしまえば、俺も・・・私も・・・
    そこに置いちゃえ!という感じでしょうか?
    きっと、特に悪気もなく一人一人の意識の問題なのかもしれませんね。
     

    そして、最後にはとうとう、部屋の角には缶とペットボトルの高い山。
    一日ちょっとずつ置いておいただけなのに、こんなにたまるとは・・
    まさに『ちりも積もれば山となる』ですね。
    ゴミの山がなくなってフローリングの床が見えるようになると、いつものことながらスッキリします。
    仕事であれ、他人の物であれ、綺麗に片付くという事はとても気持ちが良いものです。

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    次に、駐車場にとりかかります。
    駐車場の縁石の後ろの狭いスペースに、ちょっと置いただけのつもりが気づけばたくさん!
    雨ざらし、風にさらされて、ダンボールが、廃プラスティック系のゴミが、
    あっという間に劣化していく・・・
    ごみが放置された場所は防犯上もよくない上に、色々な生き物がすみついてしまう場合もあり、
    健康上にもよくない・・・とにかく、何も良い事はないんです!
     

    やっぱり~~~いつの間にか、蜂の巣が完成していた!!!
    しかも、短期間なのに直径10~15cmくらいの立派な巣が・・・
    巣を見つけた時には、実際に蜂もいました!!!!
    急いで殺虫剤で殺し、巣も破壊!!
    巣はそれほど大きいものでもなく、人間に危害を与えるような蜂の種類でなかった事が、
    幸いでした・・・・

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    今日の作業は、とても天気もよく、暑くもなく寒くもなく、
    ちょうど良い季節でしたので、仕事日和でした。
    こういう日は、ほんと、仕事がはかどります!
     

    缶とペットボトルの仕分け作業や、蜂の駆除という別の追加作業も加わり、
    単純なゴミ回収だけではありませんでしたが、柔軟に対応させていただきました。
    天気のおかげもあり、作業時間は約2時間30分で完了!
     

    「ゴミの分別はその都度、お客様がこまめにしていただけると、回収作業代金としての
    金額もお安くなりますよ。」と今後のお客様の事を考えて、ご提案をさせていただきました。
    お客様一人一人が、ごみについて、分別について、少しでも考える機会をもっていただけると嬉しいです。そうやってひと手間かける事によって、お金の節約にもなりまし、将来の為に、資源も有効利用できますね!
     
     
     
     

    【蜂に刺されたら!?】
     

    作業場所であった駐車場に巣を作っていたのはアシナガバチでした。
    今回は刺されることもなく駆除できたのでよかったですが、これがスズメバチだったら!?
     

    日本で私達がよく見かけるのは、ミツバチ・アシナガバチ・スズメバチの3種類。
    蜂の主な活動時期は春~秋の間です。
    毒性で並べると
    弱:ミツバチ < 強:アシナガバチ < 最強:スズメバチ
    です。
    スズメバチは他の蜂とは違い、特に刺激をしなくても、巣が近くにある場合は攻撃をしてきます。
    注意が必要なのが9月や10月。スズメバチは秋が繁殖期のため、より攻撃的になり凶暴になるそうです。
     

    では蜂に刺されたらどうすればいいでしょう。
    すぐに、自ら応急処置をするのとしないのでは効果がまったく違います。
    そうです、救急車や病院の方の対応までの時間と対処法で、命を危険な目にあわすか、あわないですむか!?あなた自身にかかってきます!
    下記の通り要点をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
     

    Ⅰ 刺された場所から遠ざかる
    蜂の毒液には他の蜂を呼び寄せる役割もあるそうです。
    つまり・・その場にいると違う蜂を呼び寄せてしまいます。
    近くに蜂の巣がある可能性もあるので、刺されたらすぐに、最低でも10~20m以上離れた場所まで移動して安全を確保しましょう。
    できれば屋内に逃げる。それから落ち着いて応急処置しましょう!
     

    Ⅱ 蜂の針を抜く
    ピンセットや毛抜きなどで針を抜きます。
    ない時は、身に着けているもの、いつも持っているもので代用できます。
    よくあるスーパーのポイントカードやクレジットカードなどの硬いカード状のものでも、カードの角を使って針を払うようにして取ることができます。
    指で針を抜くと、さらに多くの毒液が体内へと入ってしまう危険性があるのでやめましょう。
    ただ、とっさに指で直接その患部に触れたくなりますよね~でも絶対にやめてください!
     

    Ⅲ 患部を流水で洗い毒を出す
    蜂の毒は水に弱い性質があるので、約5分ほど流水で患部を洗い流しましょう。
    傷口の周りを爪でつまむなどして、圧迫して毒液をしぼり出します。
    流水で洗うのは、患部を冷やす効果もあってとってもいいそうです。
    他に確実で便利な器具で、注射器状の「ポイズンリムーバー」があります。
    アウトドア用品店、薬局や通販でも購入できるところがあるので、アウトドアやレジャーに行く場合には1つ持っていくと安心ですね。
    慌てて、ついつい口で吸いだしてしまいそうですが、それはダメです!
    蜂の毒を口にいれてしまうことになるから危険だそうです。
     

    Ⅳ 虫刺され用の薬を塗る
    抗ヒスタミン系の成分を含むステロイド系軟膏がいいそうです。
    なんだか難しい言い方ですが、一般に虫刺されの薬として市販されているものなら、この成分を含んでいることが多いです。
    一家に一本!あるといざという時に安心ですね。
    このステロイド軟膏は、じんましんなどのアレルギー症状を緩和する働きがあります。
    蜂を含む虫刺されの症状は、虫の毒による一種のアレルギー反応になるので効果的だそうです。
    ただ、なかには強いものもあるので、敏感肌の人や小さいお子さんには気をつけて使いましょう!
     

    Ⅴ 患部を冷やす
    傷口を冷やすと患部の痛みや腫れを和らげることができます。
    そんなに腫れてない、思ったより痛くない場合もあると思いますが、ここまでの応急処置がとっても大事です。
    すべての処置が終了したら、保冷剤を布で包んだものや濡れタオルなどで冷やして安静にしましょう。
     
     
    蜂に刺されたからといってすぐに救急車を呼ぶ必要はありません。
    が、ショック症状が出ている場合は、もちろん即!!救急車を呼んでください。
    最悪の場合、生命にかかわることもあるので要注意です。
    ミツバチなどはそこまで心配する必要はありませんが、スズメバチに刺されたら必ず病院に行きましょう!
    刺された後の症状が赤い腫れやかゆみといった症状であれば、皮膚科・子どもだったら小児科に診てもらうといいそうです。
    また、蜂に刺されたのが2回目だと、1回目に刺された時よりアレルギー症状がひどくなる可能性が高くなります。
    1回でも蜂に刺された場合は、より注意しましょう!
     

    余談ですが・・
    「蜂に刺されたらおしっこをかけると良い」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか!?
    尿の中のアンモニア成分が蜂の毒に効果がある!?
    なんとなく、そうなのかなぁと思ってました。簡単にできる応急処置ですよね。
    昔から言われてたようですが、これは間違いだそうです。
    逆におしっこをかけてしまうと、蜂に刺された傷口にばい菌が入って不衛生になりよくないのでやめましょう!
     

    そして次に、そもそも蜂が家の軒下や物置など身近なところに巣を作ってしまったらどうすればいいでしょう?
    まずは住んでいる役所や自治体で駆除をやっているか聞いてみましょう。無料でやってくれる場合もあるようです。
    駆除をやってくれなくても蜂用の「防護服」(白いつなぎ)を貸出しているところもあります。
    自力で駆除する場合、まずは蜂の種類を見分けることが大事です!
    小さめの巣であれば駆除することも可能なようですが、スズメバチの場合はたとえ巣が小さくても危険なのでむやみに近づかないほうがいいそうです。
    危険な場合は無理せず、業者にお願いするのがいいかもしれませんね。
     

    実は以前、我が家の軒下に蜂の巣を発見したことがありました。
    2階の北側、いつからあったのか全然気がつかないような場所でした。
    私の住んでいるところでは市役所に頼めば駆除に来てくれると聞いたことがあったので、すぐに電話をしました。
    すると「まだ中に蜂がいる場合は駆除しますが、もう使ってない巣の場合は何もしません」と言われました。
    何もしないってどういうこと?
    子どもが小さかったので、蜂の巣がこんなに身近にあるなんて怖い!と思い再度来てもらうようにお願いしたところ、まもなく来ていただけました。
    市役所の担当の方は、持ってきた、巣まで届くような長いはしごをかけました。
    さぁ始まる、期待して見ていると、担当の方は何段かだけ上がりました。
    そしてかなり下のほうから、巣をのぞきこむように見て一言
    「もうあの巣は使ってないですね。そのままにしておいても大丈夫です」と。
    あっという間にはしごを片付けてしまいました。
    少し手を伸ばせば届きそうなところに担当の方がいるのに、なぜ何もしてくれないのか?
    不思議に思い、思いきって聞いてみました。
    「生きている蜂がいる巣は危険なので巣ごと駆除しますが、もう蜂がいない巣は危険ではないので、駆除はしません。」と。
    電話の意味はそういうことだったんですね・・・
     

    確かにもう蜂がいないならそのままでもいいのかもしれませんが、家族で相談した結果、そのままにしておくのは心配なので、自分達で巣を取ってみよう!ということになりました。
    しかし長いはしごがなく・・・
    巣に届くためには、2階のトイレの小さい窓から屋根に出る方法しかありませんでした。
    でも大人の大きな体の私ではとてもその小窓から外には出られません。
    我が家の小さい子ども達は怖がりでとても無理・・・
    結局、我が家の子ども達と一緒に遊んでいた小学生の男の子に、今までのいきさつを話して了承してもらった上で挑戦してもらいました。
     

    男の子は、ちょっとした冒険のつもりなのか?半分興味本位で「僕やるよ」と嬉しそうに返事をしてくれました。
    我が家の小さい幼児とは違い、さすがに小学生はしっかりしていて頼もしく見えましたが、そこはやはり小学生!
    小窓から出て屋根の上を移動するわけですから、見ていることしかできない私はハラハラドキドキ。しかもよその家のお子さまです・・とても心配でした。
    小窓から顔を出して外に体が出ると、応援部隊の子ども達が大きい声で応援しました。
    「気をつけて~」「ゆっくり~」
    巣まで届く距離まで移動したところで、私が小窓から長ほうきを渡します。
    柄のほうで巣をつつくと固まりがぽろっと簡単に下にころがり落ちました。
    残っている部分も柄でこすり落とし、すべてきれいに元から落としてくれました。
    やった~~!
    任務完了に、彼も誇らしげです。みんなのヒーローです!
    また屋根の上を移動して、小窓から無事に家の中に入るまで、またまたみんなで大きい声で応援「お兄ちゃん、がんばれ!!」大歓声です!
    けがもなく、蜂の巣もとれて、すべてうまくいきみんな大満足!
     

    今あらためて考えると、よそのお子さまを怪我させるかもしれないような危ない目にあわせてしまったこと・・反省しています。
    無我夢中とはいえ、何事もなく終わって本当によかったです。
    このことは我が家の子ども達だけでなく、ヒーローのお兄ちゃんはもちろん、一緒に応援してくれたお友達みんなの記憶に残ったことでしょう。
    皆さんも、蜂の巣 駆除するときはに、十分に気を付けてくださいね。

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